サイト制作のいろは
1)サイト制作に必要なソフトとは
インターネット上にあるホームページなどを作るのに必要なものはいくつかあります。
パソコンやネット環境などは当然としても、それ以外にいくつかのソフトが必要になってきます。
サイト制作に欠かせないものとしてHTML言語やCSSといったプログラムに必要なものがあります。これらは、パソコンに付属されているメモ帳などでも作っていくことが出来ますが、途中で分かりにくくなってしまう等、不便な点がありました。
そこで専用のテキストエディタなどを使うことをおすすめします。
専用のテキストエディタと使う事により、サイト制作に必要なHTMLやCSSなどのプログラムをわかりやすく作っていくことが出来るので、作業効率が上がります。
さらに必要なのが、画像編集ソフトです。
イラストや写真などを編集して、ホームページに載せやすくするために必要であります。また、ホームページに乗せるためのリンクボタンなどを作ることも出来るので、サイト制作に慣れてきた方などには、サイトの個性を出すためにそういった使い方も必要になってくる可能性があります。
さらに、作ったHTMLをインターネット上にアップロードするために必要なのが、FTPと呼ばれるものです。
このFTPを使う事により、自分のパソコンにあるデータをサーバにアップロードしたり、逆にサーバのデータをダウンロードしてきたりする事ができるので、必ず必要となるソフトです。
サイト制作には最低限これらのものが必要になりますが、初めてホームページを作るという方には難しく感じられるかもしれません。しかし、そのような方のために、ホームページ作成ソフトと呼ばれるものがあります。これには、ホームページ用のテンプレートが用意されており、HTMLなどを知らなくてもサイト制作が出来るようになっていたり、画像編集も可能で、さらにはFTPもついているので、これだけで全てが揃ってしまうという、初心者にはありがたいものとなっているので、初めての方も、創でない方にもおすすめとなっています。
2)サイト作成にてページのどこに背景画像を設置するか
背景画像を設定しているホームページは珍しくありません。昔は、サイト作成時に画面全体に画像が表示されるようにしていたホームページも少なくありませんでしたが、最近のトレンドとして、ページの一部の場所にのみ、画像が表示されるようにするというケースが増えています。
なぜ、全体に表示しないようになったのかというと、サイト作成時に気を配りたいことの一つとして存在するユーザビリティに欠けているからです。ユーザビリティとは、ユーザー、つまり閲覧者が使いやすいようなサイトを作ろうということなのですが、画像と文字が重なってしまうと可読性が失われてしまい、ユーザビリティが低くなるので、敬遠する人が多くなったのです。
では、サイト作成において、ページの一部分に背景画像を設定する場合、どの場所に置くことが多いかというと、まず、ページ上部です。ここにはサイトの名前が入ることが多いですが、その名前を強調するために背景画像の上に重ねるというデザインになっていることがあります。また、サイトのテーマを表す画像もページ上部の背景として置かれることが多いです。たとえば、スポーツのことについて書かれているホームページであれば、そのスポーツのプレイ中の写真などです。
ページの右下に背景画像が置かれることもあります。サイト作成者がこの位置に画像を置く場合、ページを上下にスクロールしても常に画像が右下に表示されるようにするというテクニックを使うことがあります。
こうした画像の調達方法ですが、一番簡単なのは、ネットにあるフリー素材のページから気に入った画像をダウンロードし、それを使うというものでしょう。この場合、画像制作者の名前を、背景として使うページに明記するといったライセンスが設定されていることがあるので、必ず守るようにしましょう。また、自分のデジカメなどで撮影した画像を使うという方法もあります。この方法のメリットは、自分の画像の著作権があるので自由に使えるということです。